養生訓


■やり遂げる

 どんなに辛いことでも

 どんなに苦しいときでもどんなにストレスが貯まっていても
 絶対に降りては駄目
 その辛さをバネにして
 自分との戦いである
 強い精神力で苦難を乗り越えれば
 幸せをつかむことができる
 大切なことは
 辛いことでも辛いと思わずに
 その辛さをバネにして前進すれば
 辛さを忘れて仕事に打ち込むことができるんだ



■挑戦力

 人はとにかくマイナスに考える そのほうが、物事は楽に終わるから

 しかし、プラスの方向に考えて 諦めずに前進すれば
 必ず豊かな人生を手に入れることができるのである
 仮に失敗したとしても 失敗から別のチャンスが生まれてくることもある
 チャンスを生かせる人と 生かせない人の差は
 「それでもやってみるか…」と思うか
 「やっても無駄だよ」と思うか、その違いだけなんだ
 自分が行動を起こさなければ、どんな夢も叶えられない
 たとえ利き手が不自由であっても それはたいしたことはない
 夢に向かおうとする未来の自分さえ手放さなければ、大丈夫なんだ



■心はからだの主人公

 人間っていうのは、「もう駄目だ」と思っても
 頑張れるときは頑張れるようにできている。
 マラソンランナーだって「苦しいなぁ…」と思っても
 走れるうちは足がついてくる。
 本当に頑張れなくなったら、いくら頑張りたいと思っても
 心が体に命令を出すから
 自然と体は無理をしなくなるのだ。
 だれでも人生は何度かは「これは辛すぎる」という事態がやってくる。
 どん底の辛い状況のときに、膝をかかえているだけでは何も変わらない。
 そのときに、心が体にどう命令を出すかは本人の心しだいである。

 


■ライバルは自分

 人生は自分との戦いである。

 人が何と言おうが人のもの。
 努力は自分のものになるのだ。
 ライバル意識を持てば、やる気が湧き
 やる気が気力剤となり、幾度の苦難を乗り越えられるのだ。
 常に前向きな性格で、どんなに苦しくても
 必ず「何とかなるんだ」という信念を持つことである。
 従って、ライバルは自分であるのだ。